同じ社内だとしても
部署が違えば全く文化が違う。
不安になる。
選択を躊躇う。
自分が自分でないような感覚になる。
だからこそ思い返すのは
以前"自分の部署に異動してきた人"のことだ。
「同じ社内なのにどうしてこんなにも仕事が出来ないんだ」
と嘲られても
そんな声は意にも介さず淡々と働き続けていた。
変に迎合することもなく
自分のやれることをちゃんとチームに還元していた結果
ある日を境に「周りの見方」が変わる。
大抵の人間が
それを貫くことができない。
自分の居場所がなくなるストレスに
囚われているからだろう。
居場所がなくなるかどうかは
自分が逃げ出すかどうかだ。
何と言われようと
辞めなかった者が会社では正義だ。
あの人の存在があったから
僕はこの異動を乗り越えられると確信している。
ばやし