色んなものに囚われている

habit884.hatenablog.com

 

先日、念願叶って

フルフラットになるリクライニング車椅子が

現場に導入されました。

 

これで「持ち上げ移乗」の負担からも解放され

無事「スライド移乗」を実施できると

そう考えていましたが、

 

やはり完璧な対応など無く

些細な課題は出てくるところですね。

 

フルフラットになる車椅子は

その構造上、座面や背中の沈み込みが少ない為

 

上体を屈曲しづらいご利用者が座ると

すごく仰け反るような体勢になってしまいました。

 

なので

これまでラバーシーツを使用して移乗していたご利用者は

そのまま新しい車椅子に座ると滑り落ちそうになったみたいで・・・

 

当然そこはすぐにバスタオルに変更して

現在、滑り落ちは防げていますが、

 

バスタオルも寄れやすいので

あまり最適ではないと考えています。

 

まぁどんな対応も一長一短ではあるので

慣れていくべきところ、許容していくところは

必要だと思いますが

 

いずれにせよ

チームが納得できる形に着地できることは

一番大切にしたいですね。

 

そんなわけで、

バスタオルの大きさの変更や

新しい車椅子の機能の確認など

 

片っ端から情報を集めていたところ

「実はもうバスタオルいらないんじゃない?」

という仮説が立ちました(笑)

 

youtu.be

 

現在、バスタオルも移乗ボードも

両方に意識を向けることで

ズレるんじゃないか?ちゃんと滑ってくれるか?と

不安要素がありましたが、

 

こちらのように

ご利用者のみボードに乗っていただいて

肩甲骨と骨盤を把持してスライドすれば

もっとシンプルに移乗できると考えたんですね。

(むしろそれが本来、想定されている方法なのかも)

 

これまでの約2年近くバスタオル移乗してきた慣習は

僕らチームに深く根付いているとは思うので

変化は慎重に、段階を踏んで行いますが、

 

「いずれ必要なくなる可能性が高いこと」は

共有しておいても良いと思いましたね。

 

いつでも提案できるよう

こうして記事にしながら準備しておきます(´ω`)

 

ばやし

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