現在通っているボディメイクスタジオで
店内カフェを充実させようとしているとのこと。
そもそもやる必要があるのかは置いておいて、
やるとしたらどう既存のコンテンツとの調和が取れるのか?
考察してみようと思う。
①導線を考える
今回のカフェスペースの変更点として、これまでのソファ席を撤去し、テーブルを用意したとのこと。
テーブルを用意したということは、フィットネスやエステなどのコンテンツが終わった後に、軽食を食べながら、休憩したり、作業ができることを想定しているのだろう。
ただこれまで来ていたキッチンカー等も繁盛していた気配がなければ、店内で提供しているコーヒー類も注文されている様子が伺えない。
理由としては「そこで買うメリットが薄い」からだろう。
コーヒーなら、近くの喫茶店で飲んだほうがブランドイメージもあって美味しく感じるし、価格面でいえば近くのスーパーで手に入れたほうが断然お得だ。
だからこそ前述の通り「くつろいでもらう」ことに関しては、
店内ではなく、店外に求めるほうが良いとも思うのだが
あくまで店内で店舗オリジナルのものを売りたいのなら「コンテンツとの調和が取れるよう」売り込む必要があると思う。
②サービス案
▶︎他社のブランドを借りる
これは一番分かりやすいやり方だろう。大手でなくてもいいので、その地域で知名度の高い飲食店と提携して、その中の1、2品くらいを提供できるようにしておけば「そこで買う意味」は生まれると思う。
キッチンカーのように「未知のものを広げる」よりは、既に知名度のあるものを「さらに売る」というポジションを取るのが良いと考える。
▶︎ボディメイクスタジオならではの商品展開を行う
ボディメイクと聞いて真っ先に思い浮かぶのが「栄養面」へのこだわりだろう。
ボディメイクを謳っておきながら、
罪悪感を感じるような高カロリー食やスイーツを提供するのは、個人的には面白いと思うが、かなりリスクは高い。
だとすると、可能性があるのはフレッシュドリンクやサラダ系の軽食など、体型維持や体調管理に活きるものが良いと思う。
とはいえ、それはかつてキッチンカーにて「プロテイン食やスムージー」といった形で実践していたが、あまり上手くいっていたようには見えなかった。
個人的には、価格設定の問題よりも「外で買う」ということで”またわざわざ店に入り直す煩わしさ”があったことが原因だったように思う。
▶︎来店時ドリンク1杯をプランに組み込む
ドリンクバーの導入も考えたが、無駄に滞在時間が増えるのは得策ではないと考え
「事前にプランとして加入した人には、来店時のドリンク1杯を提供する」とすれば、ブランド云々は意識しなくなるので、購入のハードルも下がるように思う。
ドリンクの種類も、フィットネスの日はミネラルウォーターを注文し、ストレッチの日はカフェラテにする、みたいな選択の楽しみもできるだろう。
ー・ー・続く?・ー・ー
ばやし