今週のお題「おとなになったら」
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高校生でバイトを始めたあたりから
社会人と多く関わるようになり
「早く大人の仲間入りがしたい」と
強く思うようになったのを記憶しています
お酒・タバコ
夜遊び・ギャンブル
一人暮らし・同棲
就職・昇進
そして結婚・子育て
それら全て
「大人の特権」
「自由の象徴」と考え、憧れ、
高校卒業後すぐに
それらを達成すべく
就職し、一人暮らしを始めました
その願いの甲斐あって
成人する頃には
仕事にも慣れて
自分一人の生活だけなら
少しは余裕が持てる状態になれたんです
そして21歳の時には
前述した「大人への憧れ」に
一通り触れることができましたが
しかし、結果そこで
「あとは死ぬまでこの生活が続くことになるのか」と感じて
とても絶望したんですね
結婚もして、子供も授かって、
それを養えるだけの職場に転職して
高校時代の理想は築けた
だからこそ「次のゴール」が見つからずに
そこからどんどん堕落していったんですね
唯一「昇進」だけは叶っていませんでしたが
その代償が大きいことが分かった時点で
「今のままで良いか」と
現状維持に走ってしまいました
もちろん昇進に限らず
今思えば
他に課題なんて山ほどあったんですが
当時は何の想像も働かず・・・
22歳の時
奇跡的に
メンターと言える人と出会えたから
その山ほどある課題に気づき
そこに向けた挑戦や習慣を
今日まで何年も
続けることができています
だからこそ
今、高校時代の自分に
何かを伝えれるなら
「何かになりたい」とか
「何かをやりたい」みたいな目標設定は
"やめた方が良い"
ということでしょうね(^^;;
そういう「点」の目標は
達成してしまえば
それで満たされてしますので・・・
「どんな人生にしたいか」や
「どんな価値観を大切にしたいか」という
継続的な「線」で考えることが
大切だと今は思うんです
自分の価値観や
在り方を追求していくことは
この混沌とした社会では
本当に難しいことでしょう
でもそうした苦悩や葛藤
紆余曲折や試行錯誤が
「大人になっていくこと」
だとも思いますので
まだまだ
夢半ばの人間の言葉で恐縮ですが
高校時代の僕のように
「早く大人になりたい人」の
考えるキッカケになれば
幸いです
ばやし
