「古武術介護」の原則の一つ
「手のひら返しで抱える」
試された方はいますでしょうか?
手のひら返しで、人を抱え込むと
自分より低い位置の相手は、絶対に抱えることはできません。
腕が回らないですし、肩が脱臼しそうになります(^^;;
だから昇降式ベッド等なら、相手の位置を高くするか
そうでない場合は
自分が腰を落とすしかありません。
その「腰を落とす」際に
腰と背骨が曲がってしまうと
非常に危険な姿勢で相手を抱えることになるので・・・
腰を落とす際は、腰と背骨が曲がらないよう
意識しないといけないわけですね。
そして
腰を折らずに、骨盤を低くするためには
股関節の可動域が重要になります。
股を開いて腰を落とせますか?
足底を床についたまましゃがみ込むことはできますか?
しゃがんだまま進むことはできますか?
これらの動きには全て
股関節の柔軟性が関わっているので、
その機能を維持・向上させるためにも
「朝活リスト」にある
"股を開いて腰を落とすことは"
意識して習慣にできると良いでしょう(´ω`)
慣れてきた人はこちらのように
背筋が丸まらないよう意識した上で
床に手がつくぐらい腰を落とせると
より効果的かもしれません。
さながらお相撲さんのように、
股関節の可動性を向上させていきましょう。
どすこい!!
ばやし