施設生活の今と未来

youtu.be

youtu.be

 

本日、とあるご利用者の

座り姿勢を改善したいとのだったので

色々と情報を集めていました。

 

結果としては

動画の通り、座面の歪みを解消することで

姿勢矯正には成功しましたが、

 

どうしてもこうしたツールは

その人それぞれに合わせようと思うと

「工夫が必要になるんだな」という

煩わしさを常々感じるところ。

 

www.mirairo.co.jp

 

もちろんコスト面を考えた時には

ある程度一般化されたデザインや機能にまとまって

個々の要望に関してはカスタマイズする仕様になるでしょうが、

 

とはいえ120年以上前からほとんど変わっていないと思うと

「もうこれ以上の変化は必要ないのか?」と疑問に感じます。

 

この数年の間ですら

僕らの生活は驚くほど一変しているように、

車椅子に対するニーズも

当然変わっているでしょう。

 

僕らが高齢者になる頃には

テクノロジーと共存できるような

施設生活は実現しているのか?

 

はたまた

施設生活になるということは

昔の生活様式に逆戻りすることを強いられる

みたいになってしまうのか?

 

「古代の人々の生活が、一番健康的だったんです」

的な主張はよく聞きますが、

 

感情の部分はきっと追いつかないくらい

よりギャップは広がってしまうような

そんな気がします。

 

そんな不安も希望も念頭に置いた上で

どんな施設環境を提供できるか

僕ら介護士は、日々試行錯誤していきたいですね。

 

ばやし