かねてより考察を続けている
移乗介助の負担軽減策として、
こちらの商品を本日試用してみたところ
「なんか画像と違くない？」と
いきなりチームに不信感が走りました。
一番取っ手がついててほしい背面に
全然、取っ手がついてないじゃないかと・・・
そう思って再確認してみると
なんと腹囲がギリギリなために
本来、背面にあるべき取っ手が
真横にまで来てしまっている状況でした(^^;;
なので取っ手を握って介助をすると
全く力が入らなかったんです。
これは危険だと・・・
検証は失敗したかと思われましたが
取っ手が使えないだけで
ベルトはちゃんと機能していることに気づいたんです。
ご利用者に前傾を促しつつ
背面からベルトを持ち上げるようにすれば
しっかり大腿のベルトも機能するはずだと考え
実践したところ、無事成功はしましたね(^o^)
それで使用方法としては問題ないでしょうが、
どうしても消耗品ではあるので
破損の可能性や劣化の進行具合、
また、ご利用者への起こりうる負担などの情報を共有して
正式に導入するか評価する必要はありますね。
どんなものもそうですが
新しいものを導入する際には
不安や抵抗感を伴うものです。
説明や準備を怠ったり
その反応や理解を得られないまま実行に移せば
当然、事故に繋がります。
だからこそ提案者には
こうした不具合や不信感に対して
「機転」を効かせて、素早く状況を修正できる
想定と発信力が求められるのでしょう。
この移乗ベルトに関しては
まだまだ僕の主観的評価しかないので・・・
明日以降、メンバーの意見も集めながら
着地点を見出していきたいと思います。
ばやし
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