先日、こちらの記事で紹介したフルフラットになる車椅子。
ズバリ、
このフットレストの形状のせいで
スライド移乗がしづらくなっているんです！！！
もちろん、この形状のおかげで
下肢が収まるように工夫されているのかもしれません。
ただ、フルフラットになると謳うのなら
フルフラット時にはそのままスライド移乗できるよう
障害物は無くせるようにしておかないと意味はないだろうと
僕は思っています(^^;;
幸い、フットレストなので
取り外しさえすれば障害物は無くなるのですが
当然その分、下肢は落ちてしまい
スライドボードもスムーズに差し込めなくなります。
なので、フルフラットにできることと
スライド移乗ができることは別物だったんだと
今回初めて思い知りました。
ですがそんな制約もあって
スライド移乗も一筋縄ではいきませんが
「持ち上げ移乗」に関しては、完全にやりづらい状態となったので
それはむしろ
「その移乗方法はやめておいた方がいい」という警鐘にもなり
結果オーライだったと考えていますね。
移乗方法に関しても
これまでの検証の成果も踏まえて
ご利用者・介護士ともに負担にならない方法を思いついたので
あとはそれを着実にブラッシュアップすれば
今回の課題は一先ず解決となりそうです。
ツールの性能を嘆いて
思考停止していたらきっと辿りつかなかったことですが
協力してくれる方々、意見をくれる方々のおかげで
ここまで形にすることができました。
その期待に応えるためにも
あとは自信をもって
着実に現場に定着させていこうと思います！
ばやし
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