先日、長男が来年度から進級する
「支援学級」の授業を見学してきました。
妻と長男と3人で見学したのですが
その光景を一目見て
思い出されるのは「トットちゃん」で描かれていた世界でした。
全員で20人近くいた生徒が
それぞれ特性を抱えながらも
互いに理解し支え合いながら
過ごしているように見えたんですね。
もちろんカオスにも映るとは思います。
いきなり立ち上がって窓を覗く子がいたり
ずっと自分の考えが止まらない子がいたり
その反対に全く主張のない子もいたりで・・・
だからこそうちの長男も
「それはこうした方がいいと思うよ!」と
人の発言に対して自分の考えが止まらなくなるので
普段の教室では
歯止めが効かないと言われているようなことも
この教室では「君はそういう特性なんだね」と思われたのか
先生も生徒もすんなり受け容れていて・・・
驚いた反面、とても安心したんですね。
見学に行くまでは心配そうにしていた妻も
こんな空間があったんだと、終わった時には前向きに考えていました。
また、長男自身もこのクラスに進級するのが楽しみになったみたいで
「あと1ヶ月は頑張るかぁ」なんて、ぼやいていましたね(笑)
これで全部解決!なんてことはないでしょうが
それでも常により良い選択を考え、変化していくことで
きっと想像もつかなかった人生を送れるように思っています。
そうやって大変さも楽しめる
家族でいたいものですね(^^)
ばやし