漢方入門

今年に入ってからではありますが
趣味の範疇で
「漢方」の勉強をコツコツとしています
 
介護士という仕事柄
漢方薬」を処方されてるご利用者も多いので
よく目にしますが、
中々身近ではないような気がしますね
 
そもそも「漢方」とは
一体なんなのでしょう?
 
漢方と聞くと
漢方薬」のイメージが強いですが
実は違いまして・・・
 
漢方とは
そうした薬学を含む
予防医学の考え方」全般を指す言葉なんですね
 
漢方も歴史が長いので
様々な理論が存在します
 
「陰陽論」
「気血水」
五行説」・・・
 
名称だけでは
チンプンカンプンな理論ばかりですが(笑)
 
それらに共通しているのは
「自然との調和を意識する」
ということなんです
 
たとえば
 
▶︎自分の体調や体質に合わせて、必要な食材や栄養を摂る
▶︎季節や気温の変化に応じて、服装や寝具を切り替える
▶︎過食や早食いを控え、腹八分の量をよく噛んで食べる
 
などなど
 
どれも日本人の生活感なら
当たり前のことのようですが
 
しかしよくよく考えると
「あまり意識して取り組まないこと」
だとも思うんですね
 
なんなら僕に関しては
服装も環境も食事も
一年通してほぼ変わりません(^^;; 笑
 
一年中、
基本同じ服装で
冷暖房下で過ごし
変化のない料理を食べる
 
全然、自然と調和してない
生活を送っているんですね・・・
 
親がこんなですから
子供達にもきっと
その感覚は染み付いてしまっているでしょう
 
ですがもちろん
そうした生活感を
否定するつもりもなくて・・・
 
漢方の考え方を取り入れるからと言って
 
「今後、料理は無添加だけにする!」とか
「冷暖房は一切使いません!」みたいな
 
そうした極端な考えは、
かえって心も体も
疲弊させてしまいます
 
「極端な考えや行動は、真逆の結果をもたらす」
というのが
先述した「陰陽論」の考え方でもありますので
 
変化は少しずつ
可能な範囲で行なっていく大切さ
漢方では説かれてるわけですね
 
とはいえ僕のように
生活に効率ばかりを求めすぎても
 
それはそれで
心や体には良くないのかもしれませんので
 
「心と体」「自然と技術」といった
そのバランスを考え始めることが
 
「生活に漢方を取り入れる第一歩」なんだと
僕はそう解釈しています
 
 
こちらの通り
年に一回程度で
オンライン検定を開催していたりもするので
 
興味ある方はぜひ
調べてみてください(^^)
 
ばやし