シミ

お気に入りの白いシャツ。
 
そこに付いてしまったシミは
初めのうちこそ気にはなるものの、
2つ3つと増えた時には
段々と気にならなくなっていくものだ。
 
シミが気になるということは
それだけまだ
汚れていない部分が残っているということ。
 
シミだらけのシャツでは
もはや新しいシミなど
気づくこともできないだろう・・・
 
そしてそれは
君の心の在り様にもいえる。
 
もし君が今
あることに苦しんでいたり
辛い思いをしているのなら、
君にはまだ
それを「苦しみ」「辛さ」だと気になるくらい
「それを乗り越えられる力が残っている」ということだ。
 
乗り越える力のない者には
そもそもその問題は認識すらできない。
 
どうかシミだと認識できなくなるまで
汚れてしまう前に、
 
君が君でいられなくなる前に、
 
そのシミは決して拭えないと認めて
むしろそれを糧にして生きるくらいの
そんな心持ちでいれると
望んだ人生を歩めるように思う・・・
 

 

 

 

何の挑戦も、失敗もしていない人ほど

汚れてない人はいません

 

「私はもう手遅れなくらい汚れてるから・・・」

みたいな人に限って

実は余白だらけだったりします

 

残りの余白を気にしながら

「こんなに汚れてきました」という人よりも

 

もう余白が何かもわからないほど汚れて

それでもまだ挑戦を続けている人の方が

 

力になりたいし、自分もそうありたいと

僕は思っています

 

ばやし