【学習記録】体幹作り①

突き詰めると、体幹とは「背骨」のこと

 

▶︎いわゆる身体作りと体幹作りのには、前者はアウターマッスルに、後者はインナーマッスルに目を向けるという違いがあります。

 

【代表的なインナーマッスル

横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群

 

体幹作りでなぜインナーマッスルを重視するのか?

 

▶︎背骨(脊柱)という、人体で一番大切な骨格の動きをコントロールできるから。

 

体幹とは、頭部を除いた胴体のこと。

下半身と上半身をリンクさせる体幹の働きを踏まえると、肝心なのが「背骨」や、その土台となる「骨盤」だとよく分かります。

 

体幹作りのゴールは「モーターコントロールを高めること」

 

▶︎「モーターコントロール」とは、関節が負担なく動ける「ニュートラルゾーン」内で動けるよう、筋肉が制御する仕組みです。

 

関節にはそれぞれ可動域があり、それを大きく超える動きに備えて、構造的なロック機能があります。

例:肘や膝は180度以上開かない。

しかし、モーターコントロールのが低下し、ロック機能に毎度頼りすぎたり、動きやすい部位にばかり負担がかかると、特定の筋肉や靭帯などにダメージが蓄積。

腰痛や肩こりといった不定愁訴を招くことになります。

 

▶︎モーターコントロールの鉄則は「骨格に近いインナーマッスルで関節を安定させて、馬力のあるアウターマッスルで関節を大きく動かす」ということ。

 

ヨガやピラティスも、突き詰めると背骨のモーターコントロールを高めるためのエクササイズにほかならないのです。

 

介護士としての考察】

ご利用者を抱えて移動を補助する「移乗介助」や、長時間同じ体制を強いられる「排泄介助・入浴介助」など、介護士の背骨や関節に抱えるリスクは非常に高いですね。

それらに考慮せず、ただただ消耗を早める介助を繰り返していると、介護士としての寿命はもちろん、生命の危機にもつながります。

 

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ラジオ体操がイケてないかはさておいて。介護士である自分たちに、こうした風土が根付いていないのは、逆に不思議に思いましたね。

本気で、やってみるのアリだなぁ。

 

ばやし