貸しを作りたがる人、借りを作れない人

 

 

 

食事会のお会計で

「今日は私が払います」

「いやいや僕にも払わせてください」

みたいな光景、ありますよね。

 

個人的には

どちらかが「素直に受け取れば」

それで済む話なのにとも思うところですが(´ω`)

 

たしかに

この人に借りを作ると

それを理由に何か要求されそうとか・・・

 

この人に貸しを作ると

なんか過剰に申し訳なくされるとか・・・

お互いに考えはあるのでしょう。

 

以前、とある勉強会にて

「信用の構築」について

意見を交わしていた際、

 

信用は

①与える段階

②受け取る段階

③そこに居るだけで影響を与える段階

という流れで構築されると学びました。

 

貸しを作りたがる人も

借りを作れない人も

きっと①でいることに悦になって

②が見えてないのかもしれません。

 

与えるだけが

信用を構築できる手段だと考えていると

次第に受け取られなくなります。

 

たとえどんなに

"相手のためになるものを与えたとしても"ですね。

 

信用されるどころか、

信用を失ってしまう危険性すらあります・・・

 

理由はもちろん、

受け取った相手よりも

受け取ってもらえた自分が

一番良い気持ちになっているからなんですね。

 

自分が与えるということは

受け取ってくれた相手がいる

ということ。

 

そして相手もまた

自分に与えたい、受け取って欲しいと、

思う場面があるはずなんです。

 

僕の身の回りには

与えたい人が多い印象なので、

日常の大半が

受け取る側に回ることになりますが

 

別に与えられ続けたいわけではなく

僕も何かしら与えたいものがあるから

10回受け取ったら、1回くらい受け取ってくれるかな?

くらいの感覚で、受け取るようにしています(笑)

 

与えることも、受け取ることも

相手の特性に応じて

息をするように立ち回れるようになると、

 

いずれはそこにいるだけで

相手に良い影響を与え続ける存在に

なれるのでしょうね。

 

これからも

その初心を忘れないでいたいです(´ω`)

 

ばやし